エコツーリズムって何だろう?
2019年11月16日当社H-SEGも協賛させていただいた講演会「エコツーリズムの視点から語る北海道観光の可能性」に参加してきました。
講師は、カナダ出身で札幌在住16年、市内の大学で英語の教鞭を執られている、ケンレイ・フリーセン先生。全て英語による講演会でしたが、会場はプロの英語ガイドの他に、ボランティアガイド、英語や北海道観光に関心のある方たちで満員御礼でした。
「エコツーリズム」という言葉は、ニュースや新聞記事などでよく目にするものの、本当はどんなこと何だろう?「アドベンチャーツアー」や「ネイチャーツアー」との違いは何だろう?北海道のガイドは避けて通ることが出来ない話題ですが、恥ずかしながらこれまで真摯に考えたことがありませんでした。
ケンレイ先生のお話は、カナダのエコツーリズムの実態や先生が家族と旅行で訪れたタイ、インドネシアのボルネオ、知床などで実際に体験された事を中心に、先生自身が考えている「エコツーリズム」を真剣に、でも時にはユーモアを交えて具体的に話してくださいました。参加者も、先生のお話に頷いたり、笑ったり、感心したり、と楽しんでいる様子でした。
自然保護と観光開発という真逆に思える目標をどのように上手くバランスを取って進めていくのか?素人の私には複雑で壮大なテーマでしたが、最近ネイチャーツアーを担当するとき感じていたモヤモヤが講演を聴いて少しクリアになった気がしました。これから本格的に始まる冬のツアーでも、たくさんのアウトドアアクティビティがあります。今日のお話を胸に、「自分自身はどう考えるのか?」と意識することから始めてみなくては!
北海道観光の未来に幸あれ!!
H Makino