2019.11.04

美瑛―富良野サイクリングツァー

「1日、40~50kmなので是非とも皆さんと一緒に自転車に乗ってください。」言われ、「いいですよ」と簡単に返事してツァーが始まりました。お客さんはオーストラリアとシンガポールからそれぞれ1名で、若いインフルエンサーの方です。
サイクルガイドの会社が、空港に皆さんの自転車を積んで迎えに来て、皆さんをサイクリングに適した道路まで案内し、サイクリングは始まりました。当地を熟知しているサイクルガイドが先導して、後にお客さんがつき、通訳ガイドは最後尾、自転車に乗らない時は、併走するサポートカーに乗って、サイクリストに同行することになります。自転車に乗って気付いたのは、ここ美瑛の丘は、アップダウンがあるということです。すぐにばてましたが、お客さんは元気でした。もし、険しいコースや本人の体調などによりサイクリングがきつくなった時は、サポートカーに乗って仲間のサイクリストを追走することができるので、心配する必要はありません。

サイクリングは、自転車に乗ってから最後の目的地まで連続して走るのではなく、交通量が多い道路などは避けて自転車をサポートカーに積んで走り、サイクリングに適した道路でサイクリングする、また、コースはお客さんの違うレベルに合わせ、全員が満足するように選んでいきます。観光スポットも組み込まれていますので、お客さんはそこで立ち止まり、一般観光客と同じように、写真を撮ったり、見学を楽しむこともできます。お客さんは、サイクリングと観光の両方を同時に十分に堪能できたのではないかと思います。また、通訳ガイド自ら自転車に乗ることで、サイクリストの気持ちを理解することができ、栄養摂取や飲料水などの細かい配慮もすることができます。

幸い、雨模様の日は、1日だけで、晴れ渡って涼しい秋空を駆け抜けることができました。終わってからの感想も、北海道の道路は非常に整備され走りやすいこと、車のマナーが良いので危なくないこと、景色が素晴らしいことなど、好意的なものが多くありました。

家族と一緒にきたら両親は電動自転車を使うなど、状況に合わせて工夫をすると、より多くの人に楽しんでいただけるのではないかと思います。